福祉・保育・教育・心理―人のためになる仕事をめざす方のための大学|東京福祉大学
beyond the four years -先駆者たち 【教育学部卒業生】2024/09/12
- 教育学部卒業 岩崎 彩未さん
- 群馬県内小学校教諭
伊勢崎キャンパス 教育学部 教育学科 2020年3月卒業
群馬県・太田市立太田高等学校出身
今の仕事に興味を持った時期、興味を持ったきっかけを教えてください
小学校の時の担任の先生が、優しくておもしろくて大好きでした。そんな先生に憧れて、小学校6年生の時に自分も小学校教諭になりたいと思いました。
今の仕事を決意したきっかけとなった学生時代の出来事を教えてください
大学3年生・4年生の時の教育実習です。実習に行くまでは、色々な不安があり、「自分の将来は本当に教員でいいのか。」と悩んだ時期もありました。しかし、実習でたくさんの経験、刺激、感動を得てからは「やっぱり自分は絶対に教員になりたい。」という強い気持ちに変わりました。教育実習の際に出会った子どもたち、お世話になった先生方には今でも本当に感謝しています。
現在はどんなお仕事をされていますか
今は4年生の担任をしています。朝は登校してくる子どもの様子をよく観察しつつ、宿題チェックをできるだけ終わらせるようにします。朝の会をして、授業をして、休み時間は一緒に遊んだり、授業の準備や残りの宿題のチェックをしたりします。給食指導、掃除も子どもたちと一緒に行います。生徒指導はほぼ毎日ありますが、子どもたちとじっくり話ができるいい機会でもあります。放課後は自分の仕事をしたり、保護者に連絡をしたりします。
仕事でやりがいを感じること。具体的なエピソードがあれば教えてください
教師としてのやりがいは、子どものできなかったことができるようになった瞬間が見られることです。また、行事などを通してクラス一丸となって様々なことを成し遂げる達成感や、子どもの成長と自分の成長の両方が感じられるところです。一年間担任をして、子どもや保護者の方に「先生が担任でよかった。」と言っていただけることもやりがいの一つです。
本学での学びは今の仕事に役立っていますか。どんなときにそれを感じますか
授業のアイデアに行き詰った際は、よく大学時代のノートを見直したりしてそこからアイデアを得ることもあります。
本学の教員採用試験対策(1次・2次)はどんなところがよかったですか
在学中は感染症対策で授業がリモートに切り替わりましたが、そんな中でも授業とはまた別で何度も筆記試験対策や、論文の書き方の指導をしていただいたり、面接対策には、より実践に近い面接や実技の練習を行ったりしていただきました。その練習があったからこそ、自信をもって受験することができました。
現在の仕事はこれからの世の中でどのように貢献できると思いますか
小学校時代に学んだことは、子どもたちの土台となり、今後の人生に大きく関わることだと思います。子どもたちの未来をつくる仕事であること、子どもたちの夢の実現に向けて全力でサポートできることが貢献だと思います。
今後どのように成長していきたいですか
笑顔と感謝と謙虚さを忘れずに、日々学び続けようと思っています。
この分野をめざす高校生にメッセージをお願いします
どんな内容を学ぶか、どんな姿勢で学ぶかが重要です。東京福祉大学では、現場で仕事をしていた教育のプロの先生方が多くいます。手厚くサポートしてもらえる環境は整っていますので、あとは「絶対に教員になる」という強い意志があって努力できる人であれば必ず教員採用試験に合格できます。
応援しています!